おいしいコーヒーの淹れ方

おいしい珈琲の淹れ方

地元新聞社で開催される
コーヒー教室の先生でもあるマスターが
‘あなたの美味しいコーヒー探し’をお手伝いします

おいしいコーヒーの淹れ方

コーヒーの味に最も影響を与えるのが「焙煎度合」です。
くらうんでは以下の4段階に煎り分けています。

浅煎り

軽い口当たりですっきりした風味。苦味はほとんど感じられない。薄味でアメリカンコーヒーとしても◎

中煎り

柑橘類のような爽やかな酸味があり、コーヒーとしての味わいがではじめる。

中深煎り

コーヒーの味わいが豊かになる。酸味・苦味・コクのウェイトバランスが良い。「ジャーマンロースト」と称される。

深煎り

コク深く、苦味が増してくる。飲みごたえがある。

ホットコーヒー

・粉の挽き方は「中細挽き」がおすすめです。
・お湯は適温の「82~83℃」で用意しましょう。

マスターからの
アドバイス

コーヒー豆の基本分量

コーヒー豆は焙煎度によって容積が変わります。
※お好みの味に微調整ください。

カップ 1杯分
【浅煎り】150~200㏄
【中煎り】150~180㏄
【深煎り】150~170㏄
2杯分
【浅煎り】280~300㏄
【中煎り】280~300㏄
【深煎り】280~300㏄
3杯分
【浅煎り】400~450㏄
【中煎り】400㏄
【深煎り】400㏄
浅煎り 約10g 約15g 約20g
中・中深煎り 約12g 約18g 約25g
深煎り 約14g 約20g 約28g
STEP
1回目のお湯は中心から外側へ円を描くように、お湯を細くゆっくり注ぎます。

粉全体に染み渡ったところ(数滴落ちる程度)で止め、表面がおまんじゅうのように膨らむので、20〜30秒蒸らします。

STEP
2回目も1回目と同じように、中心から外側へお湯を注ぎます。

お湯は細く丁寧に真ん中から外へ、外から真ん中へと。

STEP
お湯が落ち切らないうちに、同様に次のお湯を注ぎましょう。
3~5回で1杯分の150㏄を抽出します。

それにより、温度が保たれ安定した味に仕上がります。
後半になると「えぐみ」などの成分が出てくるので、お湯を太くし素早く注ぎます。

STEP
ポッド内のコーヒーは上下で濃度が異なるため、均一になるよう少し混ぜてからカップに注いでください。

アイスコーヒー

・「細かく挽いた深煎り」のコーヒー豆がおすすめです。
・お湯は適温の「90℃」で用意しましょう。
ホットコーヒーよりもエキスが出て、苦味やコクが増します。

マスターからの
アドバイス

コーヒー豆の基本分量

コーヒー豆は焙煎度によって容積が変わります。
※お好みの味に微調整ください。

カップ 1杯分(150~
160㏄)
2杯分(300~
320㏄)
3杯分(450~
480㏄)
基本の分量 約20g 約30g 約40g
基本の抽出量 約80~
100cc
約200cc 約300cc
STEP
1回目のお湯は中心から外側へ円を描くように、お湯を細くゆっくり注ぎます。

粉全体に染み渡ったところ(数滴落ちる程度)で止め、表面がおまんじゅうのように膨らむので、20〜30秒蒸らします。

STEP
2回目も1回目と同じように、中心から外側へお湯を注ぎます。

お湯は細く丁寧に真ん中から外へ、外から真ん中へと。

STEP
お湯が落ち切らないうちに、同様に次のお湯を注ぎましょう。
アイスコーヒーの場合は80~100ccで1杯分を抽出します。(氷に注ぐと、溶けて量が増えます。)

それにより、温度が保たれ安定した味に仕上がります。
後半になると「えぐみ」などの成分が出てくるので、お湯を太くし素早く注ぎます。

STEP
氷をたっぷり入れたれたグラスに注ぎ、かきまぜて急速冷却させたら完成です。

必要以上に冷たくなったり薄くなったりしないように注意しましょう。
グラスにうっすらと霜が降りたようになれば見栄えも良いです。